2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ひどい試合でした。あれじゃあ勝てない。 韓国が引き分けだったのが不幸中の幸いか。 残り二つ勝てばまだ優勝の可能性はある。

逢沢明著「負けるが勝ち」の逆転ゲーム理論 本稿の関連部分としては第六章を読んでください。 もちろんそれ以外の章もおもしろいです。

選挙制度の矛盾

いかなる選挙制度を構築しようとも、得票率と議席数が完全を比例させることは不可能である。

なるべく仮想の話として書きたいのだが、なかなか上手くいかない。 一般論として一言。 連立を解消するなら選挙戦の前に。選挙後の連立解消は裏切り行為であり、そんな連中は決して信用されない。

連立政権の矛盾

有る政党が全議席の過半数を占めている場合、それ以外の政党がどのような議席数を持とうとも政局には影響しない。 これがかつての日本の状態であった。 野党第一党は政権交代を諦め、憲法改正の阻止のみを党是として三分の一以上の議席を維持することに汲々…

見応えのある良い試合だった。 おとといの東京Vは空気を読まない肉弾戦だったが、今日の磐田は一対一のテクニック勝負を挑んでいた。 親善試合なんだから勝てば良いってモノでもない。

大分1-3新潟。 連勝、アウェイ初勝利。

自民党分裂

自民党は元々農村型政党だったはず。 だから農村(もっと言えば田舎の過疎地)受けしない郵政民営化に対する抵抗が強いのは理解できる。 ところが小泉首相は都市部選出なので政策が都市型に傾いている。

郵政民営化再考

民営化反対論として全国一律のサービスが損なわれる、と言うのがありますが。これってそんなに重要なのか?

環境政党

日本にもし環境を重視する政党が有れば、少子化はむしろ歓迎すべき事象と考えるだろう。 そこでは少子化を問題視するのではなくその適正化モデルが模索される。

第三の選択

日本でも二大政党化が進行中だが第三勢力が生き残る余地はないのか?

詰んでいる

昨日の捕捉だが、郵政反対派も賛成派も自民党を壊したく無いという点では一致している。 郵政民営化が国民のために成らないというなら自民党を出れば済む。 反対派の主だったところは地盤が固く党の公認が無くても当選するであろう。だが、党を出てしまえば…

小泉の野望?

郵政関連法案が参院を通れば、かねてよりの持論が成就する。と同時に自民党は劇的に変化するだろう。 もし通らずに衆議院解散となれば自民党は分裂する。これも「自民党をぶっ壊す」と言う党首就任時の公約が達成されることになる。 つまりどっちに転んでも…

都市と農村

農村というのは自給自足社会であり、対する都市は流通消費社会である。 前工業化時代には都市は農村の余剰生産(人口も含む)で細々と維持されてきた。 産業革命によりこの構造は劇的に変わる。 都市は二次生産の場となり、流通は飛躍的に増大する。 さてこ…

昨日書き落としたこと。

出典を忘れたが、 「あなたの意見は間違っている。しかしあなたの発言の自由を守るためには命をかけて戦う」 つまり異なった意見を封殺しない。これが民主制の根幹である。 民主制社会では民主制を否定する発言でも容認されるのである。

平和主義という名のファシズム

以前の稿で「平和主義者」の存在が戦争を招くと書いたが、平和が絶対だという思想はかなり危険である。

吉田茂

取りあえず思い出すままに。

明治日本

最後の一人は吉田茂です。 実は良く知らないのだが、戦後から一人挙げるとしたらやはり彼を外すわけには行かないかと。 ちなみに時点は田中角栄でした。 そこで前置きとして明治から大戦までを簡単に総括する。

西郷と大久保

昨日と順番を変えただけですが。

大久保と西郷

大久保は共に徳川を倒した盟友西郷を死に追いやった。 これと同様に頼朝は平家追討に功のあった弟義経を、家康は主君秀吉の遺児秀頼を殺した。

大久保利通

大久保は近代日本最高の政治家である。 今までに取り上げた三人も能力では遜色ないが、その目的は結局の所私益の追求に他ならない。 対して大久保はその絶大な権力を日本の近代化の為に使った。 開発独裁と呼ばれるその手法はアジア諸国の近代化のお手本とな…

平和的鎖国

そして平和とはどういう状況かと言えば他国と戦争状態に無いことである。 これには二通りの方向があって、一つは手強いから誰も戦争を仕掛けてこない(ローマの平和に代表される)大国の平和、もう一つは他国との接触を一切断つ”鎖国”である。 鎖国を維持す…

郵政民営化法案

取りあえず第一関門(衆議院)は通過した。

鎖国再考

徳川幕府による”鎖国”は貿易統制であった。

信長・秀吉・家康

やはりこの三名はセットで考える必要がある。

徳川家康

これまた日本人に人気のない人物である。 頼朝には弟義経殺し(実際に殺したのは平泉政権だが)が、そして家康には秀頼殺しという汚点がある。 先走りになるが、次の大久保にも盟友西郷殺しの罪科がある。 だがこの非情さこそ彼らが優れた政治家である事の証…

権威と権力の分離

これは日本特有というわけでもない。 キリスト教圏でも教皇と皇帝・王という二重構造が有るし、イスラーム社会でも宗教権威を受け持つカリフと実権を持つスルタンという形式を持つ。 オスマン皇帝はスルタン・とカリフを兼ねたと言う伝説があるが、これが事…

不比等から頼朝へ

不比等の、と言うか藤原摂関家の政略というのは、天皇家を不可侵の存在に祭り上げることで権威を高め、自身の権力を補完するモノであった。 両者が一体化した支那では権力の劣化に対して易姓革命という荒療治が必要であったが、これが分離していれば権力移動…