2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

トカゲの尻尾2

以前に書きましたが、さっさと尻尾を切り落としていれば頭まで失うことも無かったのに。 日付を見たら、2月28日。要するに民主党は丸々一ヶ月を無駄に費やした訳ですねえ。

ベスト8

また勝ってしまった。

ドイツ(6)

ドイツでは日本の様に下克上は起こらなかった。 ヴァレンシュタインも皇帝に反旗を翻すことなく、皇帝のおくった暗殺者の凶刃に倒れた。 総体として、ヨーロッパでは素性のハッキリしない人物が王に上り詰めた例というのは極めて希である。咄嗟に思いつくの…

ドイツ(5)

ボヘミア王を巡る戦いはあっさりと終わった。新教側の足並みが揃わなかった所為である。 これで終われば”30年戦争”には成らない。敵は外部からやってきた。 まず、デンマーク。次いでスウェーデンがドイツの新教諸侯を支援すると言う名目で攻め込んでくる…

新潟県勢、センバツでの初勝利。 春はそもそも出ることすら難しくて、これまでに七回しか出ていない訳で。 同じ北信越代表が既に負けているので、その分までがんばって欲しいです。

第五節

また、勝ちのないチームに初勝利を献上してしまった。 次はナビスコが入るので気持ちを切り替えて、と言うところでしょうか。

ドイツ(4)

ボヘミア王となったフリードリヒは皇帝軍にあっさりと負けた。理由はいくつか有るが、ボヘミアのルター派がカルヴァン派の彼に同調しなかった事が一つの要因である。 と言う訳でルター派とカルヴァン派の違いについて触れておく。 かみ砕いて言うと、ローマ…

ドイツ(3)

30年戦争の発端はボヘミアであった。現在のチェコに当たるこの国は当時神聖ローマ帝国の一部であり、唯一の王号を持つ国家であった。 ボヘミアはルターに先立ってフスによる宗教改革が起こっており、ルターの”抗議”にいち早く反応を見せた。ハプスブルク家は…

ドイツ(2)

ドイツに有るハプスブルク家領の内、低地地方のみがスペイン系に相続された。 宗教改革によりこの内の東部分が新教に改宗した。だがスペインは狂信的とも言える旧教国家であり、彼らの”抗議”は到底受け入れられるモノではない。 斯くして低地地方は当時の最…

WBC他

最後まで気の抜けない良い試合でした。勝ったからなお良いんですが。 それに比べると…。

WBC

二日続けてスポーツネタ。 ここまで完璧な出来だった韓国には気の毒ですが、決勝進出万歳。 主催者側としてはキューバよりは日本の方が幾分かマシだと思われますが、だからといって判定で支援しようとは間違っても思わないで欲しいですね。

第三節

新潟5位。なのに得失点差は-3。 早くプラスになって欲しい。

ドイツ(1)

この稿の最終目的地である。 ドイツの戦国時代と言えば30年戦争である。ドイツはこの戦争を経て統一に向かうどころか完全に分裂状態に入る。そしてドイツは地域ごとに独立した連邦国家として存在する。 ドイツ大分裂のきっかけはルターの”抗議”である。時…

イギリス

百年戦争の敗北によりイギリスは大陸にあった領土を失った。これによりイギリスは海洋国家としての新たなる道を歩むことになるのだが、イギリスの台頭まではまだ紆余曲折がある。

参考文献

堀越孝一著「ブルゴーニュ家」

フランス(2)

百年戦争が本当に百年も続いてしまったの理由は二つ。一つは当時のヨーロッパが長期の戦争に耐えられなかった事。つまり百年戦争と言っても常時戦闘状態に有った訳ではないと言うこと。そしてもう一つが、フランス側が一枚岩でなかったと言う点にある。

選挙王制

絶対王政以前のヨーロッパでは王は貴族達(等族とも言う)の選挙によって選ばれる。 そして、世襲相続が認められるのは直系の子孫に限られる。直系以外の継承はたとえ血の繋がりがあっても同じ王家の相続とは見なされず、新王家の創設と見なされる。 対して…

フランス(1)

フランスの戦国時代は英仏100年戦争であろう。この後にも内乱は何度か有るが、国家の枠組みに関わるモノは他にはない。 「イギリスは1066年のノルマンディー公ウィレム*1による征服によって建国された」と言う英国首相のウィットに富んだ演説があった。こ…

第2節

相変わらずホームでは強い。 前節はどうしたのかと思ったが、相手の調子が良すぎたらしい。

スペイン

スペインの戦国時代と言えば国土回復戦争期になるだろう。この前後は支配者が代わっただけで地域としては一纏めであった。 同じスペインでも、カスティーリアとアラゴンではやや毛色が異なるし、中でも旧アラゴン領カタルーニャ地域は独自の文化圏を構成する…

イタリア(3)

統一王朝期には文化統制が掛かるため発展性が乏しい。むしろ戦乱期の方が実用に則った文化発展が起こる。本家春秋戦国時代に韓非子の思想が生まれた様に、イタリアルネッサンス期にはマキャベリズムが生まれた。 ルネッサンス期はイタリア戦国時代の終局であ…

イタリア(2)

イタリア半島南部のナポリ王国と北部の神聖ローマ帝国領の間にはローマ法王領があった。 元々はフランク王国時代に寄進されたモノである。これはカトリックに改宗して、その権威を利用しようとしたフランク王国と、ビザンティンの皇帝からの独立を目指してい…

イタリア(1)

イタリアの戦国時代は長い。 西ローマ帝国が滅んで以後、イタリア半島に統一された国家は存在しなかった。 正しくは西ローマ帝国を滅ぼしたオドアケルの王国は東ローマ帝国を宗主国にイタリアに統一王国を築こうとした。だが、イタリア半島は帝国発祥の地で…

戦国の定義

戦国というのは元は古代中国の一時代を指す。

Jリーグ開幕

昨年に続いての最下位スタート。 生で見ていないので何とも言えないが…。と思ったら次節は中継があるらしい。 さて。

雪害

今年は名称が付くほどの大雪となった。 20年ほど前の大雪の方がはるかに量が多かった様に感じるのだが、当時は電車が止まることはなかった。(うちの学校は電車が止まらない限り授業をやるという方針だったので、市内の他校が皆休みになっている中でも授業…

末子相続

少し話が戻ることになるのだが、特に遊牧民族の間で末子相続というシステムがあった。 これは成人した子供から順に財産分与して独立させていく方法で、最後まで親元に残った末子が必然的に親の遺産を受け継ぐことになる。