2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

社会構造

すべてが労働者で構成される社会は一見理想的に見える。 かつての共産主義はそれを目指したモノであるが、そんな社会は実現しない。それは人がそれぞれに利己主義だからである。 誰もが最小限の労働で最大限の利得を得ようとすれば、社会全体の生産力は小さ…

特権階級?

第三区分は社会的に無益であるが無害でもある。 彼らに関して考慮すべきは対費用効果である。彼らを働かせるために掛かる社会的コストが、彼らによって発生する生産を上回るので有れば意味がない。 そして彼らを社会で支えようとすれば有害な第四区分へ落ち…

無駄と遊び

第二区分は生産には直接寄与しない。その意味では無駄である。 だが無駄というのは言い換えれば余裕であり、人間社会には必要なものである。効率だけの、遊びのない社会はあまりに味気ないではないか。 彼らは社会の生産余剰で生きている。だから、彼らが存…

必要悪

第一区分(=公務員)については既に何度か扱っている。 彼らは本質的に搾取者であるという前提に立てば、生産者の邪魔をしないことが何より肝要であることが理解できるだろう。 そしてその上で、不正な利潤活動を厳しく取り締まること、そして経済活動の敗…

搾取の区分

ここで言う搾取とは生産に直接的に寄与しないと言う意味である。 搾取者を養うのは生産余剰と言うことになる。彼らが存在できると言うことは社会のゆとりを表してもいる。 第一区分としては公僕と呼ばれる集団がある。生産には寄与しないが、生産システムの…

第四次産業

商業というのは余剰生産物の物々交換から始まっているが、これは他人の持ち物を欲しがるという余り誉められない感情が下敷きにある。 そこから発展して新たな需要即ち欲望を掻き立てる行動が生まれる。第三次産業から派生した情報産業というのは更に高次の第…

労働の区分

人類には二種類ある。と言うのはよくあるネタである。 此処では労働により糧を得るモノと他人からの搾取により生きるモノとに分けてみる。

継承戦争

土地などの不動産は分割相続が可能であるが、遺産の中には分割できないモノもある。その際たるモノが、家督と呼ばれる家長の座である。家長が王である場合にはその相続争いはより熾烈なモノとなる。 本家に跡継ぎが居る場合にはまだしも、居なくなった場合は…

ライブドア

違法すれすれだろうとは思ったけど、あちら側に落ちてしまった様で。 部下が勝手にやってました、では済まないだろう。 で、思い出した一言。 「急成長した会社ってけっこうもろいんだってな」(坂本@めぞん一刻)

性善説と性悪説

ある分野の仕事が民営で良いかそれとも官営にすべきかの線引きとして「善意」の意味を考えて見たい。

脳内添削

書こうと思っていたネタを忘れてしまうことがある。 ネタは脳内で添削してその場で書き出しているのだが、時間を置くと出てこない。 通常はメモ書きを残しておくので、それを見て思い出しながら書く。この場合のメモ書きは記憶を回復させるキーワードの様な…

姓と苗字

天皇家が何故特別かと言えば、姓を持たないことが挙げられる。 姓というのは天皇家から下賜されるもので、言ってみれば朝臣となった証である。 多くの一般大衆は恐らく本姓を持たない。明治以降名乗ることが認められた、あるいは義務づけられた苗字である。 …

サリカ法

西洋には普通に女王が存在するが、一方で女性の継承が認められなかった例も多い。

天皇家の問題

皇位継承は有る意味では天皇家の私事でもあり、そもそも国民がとやかく言う問題では無いのかも知れません。

虚勢と威圧

軍事力というのは本来平和を維持するためにある。 だが平和ボケした日本にはこの原則を理解しない平和教信者*1が多すぎる。 *1:あるいは9条信者と言っても良い

古畑任三郎

昨日の続き。 第1夜は本格派ミステリーとして実にすばらしい出来で、見たときに何でこれを最後に持ってこないのかと不思議でしたが。 出だしは「金田一耕助が出てきそう」(西園寺刑事)な横溝調でしたが、ラストは山風テイストだったかも。 これが最後でな…

古畑任三郎

終わっちゃいました。 三話の内で今日のが一番簡単でしたが、それでも今日のが最期となるのに相応しい内容でした。

電気とガス

昨年末、県都周辺域で大規模な停電があった。 オール電化の家はさぞかし困ったことだろう。 そしてこれは電気がガスであっても同じである。 単一のエネルギー源に頼る日常生活が如何に危険かがよく分る事件だった。 これはゲーム理論のテーマの一つである「…

箱根駅伝

毎年家族で見てるのですが、今年はいつにもましてドラマティックでした。 何事にも絶対と言うことはあり得ないのだなあと。

ハイテクとローテク

携帯電話は無線であるが故に災害時に既存の電話網よりも有効に機能する。 とはいえ、ハイテクで有るが故に突発的な需要増大に対応できない事もある。 年賀メールの殺到を警戒して携帯電話の通信規制を行うらしい。 対してローテクはどうか。 この場合の比較…