WBC

二日続けてスポーツネタ。 ここまで完璧な出来だった韓国には気の毒ですが、決勝進出万歳。 主催者側としてはキューバよりは日本の方が幾分かマシだと思われますが、だからといって判定で支援しようとは間違っても思わないで欲しいですね。

第三節

新潟5位。なのに得失点差は-3。 早くプラスになって欲しい。

ドイツ(1)

この稿の最終目的地である。 ドイツの戦国時代と言えば30年戦争である。ドイツはこの戦争を経て統一に向かうどころか完全に分裂状態に入る。そしてドイツは地域ごとに独立した連邦国家として存在する。 ドイツ大分裂のきっかけはルターの”抗議”である。時…

イギリス

百年戦争の敗北によりイギリスは大陸にあった領土を失った。これによりイギリスは海洋国家としての新たなる道を歩むことになるのだが、イギリスの台頭まではまだ紆余曲折がある。

参考文献

堀越孝一著「ブルゴーニュ家」

フランス(2)

百年戦争が本当に百年も続いてしまったの理由は二つ。一つは当時のヨーロッパが長期の戦争に耐えられなかった事。つまり百年戦争と言っても常時戦闘状態に有った訳ではないと言うこと。そしてもう一つが、フランス側が一枚岩でなかったと言う点にある。

選挙王制

絶対王政以前のヨーロッパでは王は貴族達(等族とも言う)の選挙によって選ばれる。 そして、世襲相続が認められるのは直系の子孫に限られる。直系以外の継承はたとえ血の繋がりがあっても同じ王家の相続とは見なされず、新王家の創設と見なされる。 対して…

フランス(1)

フランスの戦国時代は英仏100年戦争であろう。この後にも内乱は何度か有るが、国家の枠組みに関わるモノは他にはない。 「イギリスは1066年のノルマンディー公ウィレム*1による征服によって建国された」と言う英国首相のウィットに富んだ演説があった。こ…

第2節

相変わらずホームでは強い。 前節はどうしたのかと思ったが、相手の調子が良すぎたらしい。

スペイン

スペインの戦国時代と言えば国土回復戦争期になるだろう。この前後は支配者が代わっただけで地域としては一纏めであった。 同じスペインでも、カスティーリアとアラゴンではやや毛色が異なるし、中でも旧アラゴン領カタルーニャ地域は独自の文化圏を構成する…

イタリア(3)

統一王朝期には文化統制が掛かるため発展性が乏しい。むしろ戦乱期の方が実用に則った文化発展が起こる。本家春秋戦国時代に韓非子の思想が生まれた様に、イタリアルネッサンス期にはマキャベリズムが生まれた。 ルネッサンス期はイタリア戦国時代の終局であ…

イタリア(2)

イタリア半島南部のナポリ王国と北部の神聖ローマ帝国領の間にはローマ法王領があった。 元々はフランク王国時代に寄進されたモノである。これはカトリックに改宗して、その権威を利用しようとしたフランク王国と、ビザンティンの皇帝からの独立を目指してい…

イタリア(1)

イタリアの戦国時代は長い。 西ローマ帝国が滅んで以後、イタリア半島に統一された国家は存在しなかった。 正しくは西ローマ帝国を滅ぼしたオドアケルの王国は東ローマ帝国を宗主国にイタリアに統一王国を築こうとした。だが、イタリア半島は帝国発祥の地で…

戦国の定義

戦国というのは元は古代中国の一時代を指す。

Jリーグ開幕

昨年に続いての最下位スタート。 生で見ていないので何とも言えないが…。と思ったら次節は中継があるらしい。 さて。

雪害

今年は名称が付くほどの大雪となった。 20年ほど前の大雪の方がはるかに量が多かった様に感じるのだが、当時は電車が止まることはなかった。(うちの学校は電車が止まらない限り授業をやるという方針だったので、市内の他校が皆休みになっている中でも授業…

末子相続

少し話が戻ることになるのだが、特に遊牧民族の間で末子相続というシステムがあった。 これは成人した子供から順に財産分与して独立させていく方法で、最後まで親元に残った末子が必然的に親の遺産を受け継ぐことになる。

メール問題・トカゲの尻尾

偽メールを持ち出した当人が議員を辞めれば済む問題だと思うのですが、この先国会で叩かれて馘首になる公算が高いですし。 トカゲの尻尾切りと言うのは一見非情なようですが、尻尾を庇って頭を潰すのでは組織として本末転倒です。 しかも、当人はまだ懲りて…

2月の話

2月は短い。 ローマ時代、初代皇帝アウグストを讃えて8月に彼の名を付けた際、当時年末だった2月から日数を移動して31日に増やした所為である。 さて、2月は私の誕生月であるが、節分以後、バレンタイン以前である。 子供の頃、節分には歳の数だけ豆を…

一括相続

一括相続の場合には分割相続と異なり最も優秀な子供を優先するべきであるが、これがなかなかに難しい。親の金を当てにしている子供は当然に親の意向に逆らわないので可愛く見える。逆に自立心の旺盛な子供は反抗的で可愛くない。そしてどちらが優秀かと言え…

分割相続

前提条件として親の財産を子が受け継ぐのは至極当然である。これを認めないと社会が成り立って行かない。財産の継承が伝統の蓄積に繋がる。伝統というのは先人の知恵の結晶であって、これを全く無視すると無駄な試行錯誤を繰り返す羽目に陥る。 さて、相続制…

三人の場合

一人増やして三人になると一気に複雑になる。 三者を強い順に強者・中間・弱者とする。中間と弱者が組んでも強者を倒せない場合には、二人の場合と変わらないので省略する。 1:弱者の生産物を中間が取り上げて、強者へ貢ぐケース。このケースでの中間を管…

単純化モデル

人間が二人いれば社会が出来る。と言う訳で、社会構造を思い切り単純化して考察します。 二人の力にさほど差がないならば、助け合って生きていくでしょう。問題は力の差がハッキリしている場合、強者と弱者に分かれます。 強者は弱者の生産をを搾取します。…

メールについての疑問

ライブドアの堀江元社長が自民党の建部幹事長の息子へ金を振り込む様に指示を出したメールというのが国会の話題になっているらしい。 真っ先に気になったのは、何故検察に情報提供すればいいのに。 もしかして野党議員というのは司法の人間を敵だと思ってい…

嫡出子と庶子

少子化問題を解決したいのなら最大の切り札は一夫多妻制を認めることだと思う。但し、少子化は環境問題に対する一つの社会的適応でもあるので、この二つはトレードオフ関係にある。 さて、本題である。 婚姻制度は宗教的的背景に影響を受ける。具体的に言え…

参考文献など

鈴木眞哉・藤本正行著「信長は謀略で殺されたのか」

信長とカエサル

共通点 どちらも野望を実現する為の最後の大遠征に出る直前の、一瞬の隙を最も信じた部下につかれて殺される。 ただし、良き後継者に恵まれてその路線は若干の修正を受けつつも継続した。 もし彼らを倒した反対派がそのまま政権を維持していたならば、 彼ら…

参考文献

井沢元彦の英雄の世界史

秀吉とナポレオン

昔、某所へ投稿したモノの焼き直しです。

革新

現状に不満を抱く者。要するに永遠の野党。彼らが万が一与党になったならば、急激に保守化するか、権限を使い切ろうとして自分の足下まで切り崩してしまうか、どちらかだろう。 自分たちの改革が常に世の中を正しい方向へと変化させると信じる楽観主義者。し…