信長とカエサル

  • 共通点

どちらも野望を実現する為の最後の大遠征に出る直前の、一瞬の隙を最も信じた部下につかれて殺される。
ただし、良き後継者に恵まれてその路線は若干の修正を受けつつも継続した。
もし彼らを倒した反対派がそのまま政権を維持していたならば、
彼らもそれまでの改革者同様に政治的敗北者として扱われていたかも知れません。

捕捉 暗殺者について
カエサルに対するブルータスについては異論は出ないでしょうが、信長に対する光秀の立場については異論が出るでしょう。
光秀の動機は置くとしても、信長は彼を最も信頼していたからこそ一番近くに置いて最後の予備戦力としたのだと私は思っています。

  • 相違点

若くしてデビューした信長に対してカエサルは表舞台への登場が遅くて大器晩成のイメージがありますね。
しかしこれは周囲の状況で決まるモノなので。信長だって父親の信秀が若死にしなければ果たしてどうなっていたか?