経済私展

格差の是非

そもそも格差は悪なのか?

負け組

衆院補選で某候補が「負け組を無くす」と主張していた。負け組を無くすには共産主義しかないと思うのだが。

ケチと欲張り

ケチは財産が減ることを何より恐れるから平和を好む。 対して欲張りは他人のモノを欲しがるから戦争に走る。 ケチはリスクばかり見て大きなリターンをつかみ損ねる。 欲張りはリターンばかりに囚われて高いリスクを負う。 ケチは悲観論者である。欲張りは楽…

公共事業論

持続的な公共サービスを維持するためにはどこかで利益を得なければならない。 だが公営では絶対に利益が出ない。彼らの発想は与えられた予算を効率よく使い切ると言う辺りが限界である。 よって持続可能な公共サービスを考えるなら民営にすべきである。 公共…

戦争の効用論

つまり戦争を前提とした社会システムはいずれ破綻する筈なのだが…。 昨日の、この疑問について考えてみた。

見えるモノと見えないモノ

窓が割れて怒っている人に対して、 「窓が割れるからガラス屋が儲かるのだ」 と言って慰める話がある。 だが、これは誤った経済理論である。

刑罰の効用2

前回(id:tojiroh:20050524:1116937315)の続き

刑罰の効用

現行の刑罰には大きく二つの意味がある。 一つは贖罪、二つ目は更正である。 この二つが完全に機能しているなら、正当な刑に服したモノを過去の前科についてそれ以上責めることは不当である。

社会主義

社会主義は生産手段の国有化と中央集権的な計画経済を意味していた。 だが、その後の計画経済の失敗から課税による所得の再配分と福祉国家を意味するように変化した。 だがこれはいずれにしても全体主義へと至る道であり、それが早いか遅いかの違いでしかな…

残す側の論理

財産はあの世までは持っていけないのだから、自分の死と同時に財産が尽きるのが理想であろう。(もう少し言えば自分の葬式代は残しておくべきか) 生前譲与は扶養の延長として最大限の税制優遇を取り、一方遺産相続については課税を極大化するべき と書いた…

結果の平等

社会主義経済における平等とは結果の平等である。 だがこうした金持ち敵視政策は明確な悪平等である。

軍事の民営化

軍事を完全に民間委託してしまうことは国家としての職務放棄である。 しかし、国家再生の一過程で傭兵を導入することには反対しない。

年金の構造的欠陥

年金は積み立て式にすべきである。 つまりある世代が払った年金はその世代で分配するのである。 そうすれば人口分布の変化は問題にならない。

年金制度廃止論

昨日の流れから年金についても一言。 最小国家論の立場から当然ながら公的年金には否定的である。

老齢保険

遺産の行方[id:tojiroh:20050509:1115644236]より続き。 生前譲与として二つの形態を想定する。

遺産の行方

家族制度には生前には譲与、そして死後には遺産の相続という経済問題が付きまとう。 最小国家論者の私としては個人の自由なる経済活動を阻害しないと言うのが原則である。 その立場から言うと、生前譲与は扶養の延長として最大限の税制優遇を取り、一方遺産…

科学技術振興財団

以前の稿で、 更に言えば、文部科学省自体がいらないのではないかと思う。 と書いたがこれは教育行政について、国が直接関与する必要はないと言う意図なので、科学技術振興の分野については改めて考える。

効用理論と価値の多様化

勝つことがすべてではない。

最小国家論

政府の権限を国防とか治安維持とか民業に馴染まない分野に止めよう言うのが私の考え方です。