格差の是非

 そもそも格差は悪なのか?
 人の能力に差がある以上、格差のない社会はあり得ない。
 格差の拡大が問題視されているが、景気の回復が一律でない以上職種によってばらつきが出るのは当然である。
 問題にすべきは格差の固定である。
 親の経済力が子の将来を決めてしまうならばそれは新たな身分制を生む。
 共産主義でしか成立し得ない結果の平等ではなく、機会の平等が重要である。そしてその基本は教育制度の整備が欠かせない。