公共事業論

 持続的な公共サービスを維持するためにはどこかで利益を得なければならない。
 だが公営では絶対に利益が出ない。彼らの発想は与えられた予算を効率よく使い切ると言う辺りが限界である。
 よって持続可能な公共サービスを考えるなら民営にすべきである。
 公共サービスは公営でなければならないと言うのは結局の所官尊民卑である。
 郵政三事業というのは収益性の悪い郵便サービスを維持するために郵貯簡保による利益で補填しようと言う発想であった。
 だがこれは一方で利権の構造を生み、他方で郵便サービスの効率的な発展を阻害する事になった。
 もし郵便サービスが本当に公営でなければ成らないと言うので有れば、それのみを残して郵貯簡保を廃止すべきである。