年金制度廃止論

 昨日の流れから年金についても一言。 
 最小国家論の立場から当然ながら公的年金には否定的である。
 そもそも、従来の年金制度は日本型の終身雇用制に立脚して作られていて、転職を考慮していないのである。
 そこで一元化の論議が喧しい訳だが、私の意見はタイトルにあるように全面解体である。
 一つには年金の財源管理を官に任せておくとろくな事にならない。と言う点がある。以前にも述べたように彼らはコスト意識とは無縁の存在なのである。(但し、それでなければ出来ない仕事というのもある)
 そこで公営の年金ではなく、民営の保険システムを推奨する。