社会主義
社会主義は生産手段の国有化と中央集権的な計画経済を意味していた。
だが、その後の計画経済の失敗から課税による所得の再配分と福祉国家を意味するように変化した。
だがこれはいずれにしても全体主義へと至る道であり、それが早いか遅いかの違いでしかない。
ドイツで生まれた社会主義はファシズムへと至り、ナチスを生んだ。
私自身意外であったが、戦前のドイツはビスマルクに始まる社会主義思想が最も進んだ国家であった。
ドイツは最も精鋭的であったために真っ先に戦争への道を突き進み自滅したと言える。
他のヨーロッパ諸国も二度の大戦を経てドイツの轍を踏んだ。
イギリスに於いてこの流れを止めたのはサッチャー率いる保守党政権であったのだ。
(現在の労働党政権も基本的にはこの路線を踏襲している)