政体私案
いままでは組織としての最小国家を論じてきたが、今回は規模に着目した考察をする。 国防のような数が力に直結する様な分野では国家の規模は大きい方がいい。 だがそれ以外の機能については地方単位での運営の方が効率がよい。
政府が独占している貨幣の発行権を民間銀行へ移管しようと言う発想である。 貨幣というのは元々国家とは無関係に発生したモノであり、これが国家主権の一部であるというのは迷信に過ぎない。 欧州連合の通貨統合は国家主義的な迷信を打破したモノであるが、…
関税というのは経済活動に対する課税の内、国境(共同体の影響範囲)を越えて為されるモノを対象とした特殊なモノである。
最小国家が維持すべき最低限のルールを検証する。
最小国家において求められる数少ない役割は厳正中立な裁定者である。 ゲームのルールは「法」として周知徹底され、公正に運用されなければならない。 そしてルールは簡潔明瞭で専門知識を必要とせず、更に経済以外の私的な部分に抵触しない事が重要である。
要するに凶悪犯罪と言われる事件についてである。
国家には国民の安全を守る責務がある。 それが果たせないなら国家が存在する意味はない。
厚生労働省の機能がすべていらないと言うわけではない。(だから「不要論」ではなく「解体論」となっている)
社会というのは男性の脳が生み出した幻想である。 女性というのはもっと地に足のついた、つまり子孫の繁栄という生物種の基本的な部分を受け持っているはずである。 はっきり言って、女性の方が偉いのだ。何を好きこのんで男と同じ汚れ仕事をやりたがるのだ…
教科書問題で中韓がなにやら抗議活動を繰り広げているが、いっそのこと検定制度を止めてしまえばどうだろう。 更に言えば、文部科学省自体がいらないのではないかと思う。
第一に公正。 私が国家を否定しない最大の理由は公正を維持する役割を国家に期待するからに他なりません。 その為の武力保持。内に対しては警察、外に対しては軍隊と言うことになります。 第二が道理。 誰がやっても儲かる仕事というのは恐らく犯罪です。 法…
今更ですが、私は民営化賛成派です。