2005-05-14 国家レベルの話 政体私案 国家には国民の安全を守る責務がある。 それが果たせないなら国家が存在する意味はない。 国家は治安維持のために武装集団を保有している。 それは国内向けには警察、国外向けには軍隊と呼ばれる。 この二つは似て非なる性格を有するが、最も異なるのはその対象であろう。 警察が扱うのは犯罪者であり、軍隊が相手にするの外敵である。 ファシズムに代表される全体主義とは政治犯を”内なる敵”と見なす体制であると言えよう。