個人レベルの話

力無き正義は無効であり、正義無き力は圧制である。(パスカル

 国家には法の定める所に従って武装権が認められる。
 最小国家論においても軍と警察は官営として残される。
 これ無くしては法の執行に際して強制力が損なわれる可能性が大きい。
 問題は個人レベルの自衛と武装についてである。
 治安の悪い地域では自前で武装したり、武装集団を雇うという非常手段が考慮される。
 しかし、これが行過ぎると軍閥化し国家としての統一性が損なわれる。
 よって、個人の武装は規制されるべきである。