2005-06-15から1日間の記事一覧

人口論

ビクトリア朝時代にマルサスによって書かれた本。 人口増加に対して食料生産力の上昇は緩慢であるため、人口増加はいずれ頭打ちとなると言う理論が提示される。 「マルサスの均衡」状態に陥った社会では所得が人口の維持で相殺され、所得は低い水準で固定さ…

江戸の環境問題

近代的な史観では江戸時代は封建的な閉鎖社会とされてきた。 それがいつの頃からか江戸時代の再評価が進んでいる。 小さな政府という観点から何度か江戸幕藩体制について触れてきたが、今回は(昨日の流れから)環境問題について取り上げる。