2005-09-30 手段と目的 社会私論 祖国の存亡がかかっている様な場合は、いかなる手段もその目的にとって有効ならば正当化される。 良くマキャベリズムの基本として、前半部の前提条件が省かれて引用されている。 マキャベリは何でも有りと言った訳ではない。 彼は、 なににもまして優先されるべき目的は、祖国の安全と自由の維持だから と念を押す。 付け加えれば、守られるべきは祖国であって政府ではない。 政府が国家を滅亡へと追いやるので有れば、いかなる手段を以てしてもこれを止めることが目的に適うだろう。