北朝鮮

 中断されていた六ヵ国協議は来週十三日に再開する見込みらしい。
 再開が延びたのは、恐らく日本の解散総選挙の結果を見たかったからなのだろうが、選挙予測が自公政権に圧倒的有利と出ているのでこれ以上は引き延ばせないという事か。
 さて、北朝鮮と言えば拉致問題である。
 被害者と同じ件に住むモノとしては他人事ではない。
 家族会は経済制裁を強硬に主張して手段と目的を混同しているのかとも思ったが、最近見た取材映像では以外に冷静だったので少し安心した。
 どうも、マスコミ報道は都合の良いところだけ切り取って印象操作に走り勝ちなので注意が必要である。
 制裁については日本単独では効果が薄そうなので個人的には賛成できないと考えていたが、切り札として有効なことも確かである。
 六ヵ国協議では日本が蚊帳の外という報道もあるが、日本が同意しない限り有効な経済支援は不可能なのである。
 軍事オプションを放棄した我が国としては経済カードを有効に使って欲しい。