一夫多妻制の復活
皇族という特殊な家系を離れ、広く一般庶民にまで話を拡大する。
日本社会において一夫一婦制は明治以降に西欧より取り入れられた新しい制度である。
いや、明治以降でも”二号さん”は公然と置かれ、別にとがめ立てされるような問題ではなかった。
これが非難されるようになったのは恐らく戦後に出来上がった風潮であろう。
少子化問題を解決する為には、女性の晩婚化傾向を改善する必要がある。
20才で結婚した女性と30才で結婚した女性のどちらが多く子供残せるか、単純な確率統計の問題である。
一番簡単な方法は一夫多妻制の復活である。
金持ちが子供をたくさん残せば、その財産がより細かく分割相続されるので次の世代における格差も多少は緩和されるではないか。
まさかとは思うが、上記の提案はネタである。
ついでに言えば、かの太閤秀吉はキリスト教に改宗しない理由として、一夫一婦制の教えを挙げている。
もし戦国時代に伝来したのが一夫多妻を容認するイスラム教であったなら、秀吉は改宗したであろうか?