日中関係

 今の日中関係を評して「政冷経熱」と呼ぶらしい。
 政治的には疎遠で経済的には親密と言うことだが、それは別に今に始まったことではないだろう。
 ハッキリ言って日中間が政治的に良好だった時期などほとんど無かった。
 華夷秩序の列外を選択した日本は大陸との政府レベルでの交流を全くと言っていいほど行っていない。
 唯一の例外が「日本国王」号を賜った足利義満の時代である。
 経済大国日本との貿易を「経済侵略」と呼んで恐れているのは中国政府の勝手だが、経済レベルではどちらが一方的に利益を得ると言うことはあり得ない。
 中国共産党は抗日戦争に打ち勝ったという政治宣伝の上に正当性を求めているために正常な日中関係を築けずに居るのである。
 それが親中反日左翼勢力の蠢動にも繋がる。
 まずは内なる敵を一掃しよう。