台湾と朝鮮
台湾が日本領になった下関条約(日清戦争の講和)が1895年。
日韓併合条約が1910年。
どちらも日本の敗戦によって日本領から切り離された。
共に日本の支配を受けながら、台湾は親日で韓国は反日である。
この違いはどこに有るのか?
一つには台湾人と韓国人の民族性が有る。
日本の台湾支配が50年なのに対して、朝鮮は35年でしかない。朝鮮人の方が執念深いのだとも考えられるが、逆に支配が短すぎたから恨みを買っているとは言えないだろうか。
民族性というのは、以前にも述べた、模倣子の一つである。そして模倣子は遺伝子に比べればずっと短いスパンで変化する。
日本人と朝鮮人は遺伝的には最も近親関係にある。
日韓併合がもっと長く、例えば現代に至るまで続いていたとしたら、両民族はほとんど区別できないくらい同化していたのではないだろうか。