2005-06-10 常任理事国問題 国際私策 日本は経済的にも軍事的にも米国に次ぐ大国である。 それを考えると、やはり身の丈にあった国際貢献は必要であろう。 現行案では新常任理事国の拒否権については取りあえず15年据え置きと言うことらしい。 日本はまだ常任理事国としての責任を担うだけの準備*1が不十分なので、猶予期間と考えれば妥当な線かも知れない。 国際貢献は軍事的なモノばかりではないが、軍事オプションの有無は発言力に大きく関係してくるのも確かである。 フランスが、現役の常任理事国としては初めて賛意を表したようだが、EU統合での失点*2を取り戻したいのだろう。 *1:憲法の改正等 *2:EU憲法の批准に関する国民投票の否決