離合集散

 主に地方分権の話です。
 我が国では地理的な条件からか、古くから地方分権が主流でした。
 中央集権が最も強かったのは明治維新から戦前まで。戦後は県知事が選挙によって選ばれるようになって少し弱まりましたが、まだ財政面で中央への依存(締め付け)が生きています。
 郵政民営化の流れとも少し絡むのですが、財源を大幅に地方へ移すべきだと考えます。
 郵便局が無くなって困ると言う地方は地方自治体が委譲された財源で支えれば良いでしょう。
 郵便局(この名前も適当なモノに変えるべきだと思いますが)における最低限の機能を維持しつつ、その地方でしか出来ない特色ある業務を開拓していくべきです。
 真の地方分権とは多様性を重んじる、文化的に豊かな社会ではないでしょうか。